LOVE描き帳 本
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智多 とも
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イラストレーター・主婦
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Vネック着用男子をこよなく愛するVネック振興委員会の名誉会長を務めております。信じられないでしょうが、会員はぼちぼち増えてます。
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なんだか忙しく動き回っていたせいで500人目の訪問者様に
お礼のイラストを捧げれなくて申し訳ないです;

絵の方は着色待ちの下絵が30枚以上ある状態で
ムダにストックばかりが増えていっててなんともいえず;

いつもそうなんです、やりたいことがありすぎて
どっから手をつけていいのか分からなくなるのが私の性格みたいです。
優先順位を明確にしなさい、といつも理解者に諭されます。

物事の優先順位をテキパキ決めれる人がうらやましいです。。。


とにもかくにも500アクセスありがとうございます☆
この感謝の意は新しいイラストに込めたいと思います^^
それと共にHPの工事もがんばらないと↑



話は変わりますが


最近、


ワタクシ運命の出逢いがありました!














出逢っちゃったんです。




 「運命の本」に!




それというのも米作家マーク・トウェーン(『トム・ソーヤ』で有名な)の

「王子と乞食」という本。岩波文庫の海外名作シリーズから出てます。
私は岩波文庫を愛してます。大好きです。装丁からして素晴らしい!
岩波書店がワタシに本を読む楽しさを教えてくれたみたいなものなので

勝手ながら敬愛してますw

で、「運命の本」というのは、

人生において出逢う本の中でも、自分の
心を揺さぶるような、読後感に表現者としての完全な敗北感を味わいながらも

鳥肌が止まらないような爽快感を味合わせてくれる本のことを
勝手にこう読んでます。

特に読んだ後しばらく人生について思いふけってみたり、しばらくトランス状態のように
ぼーーーっとしてしまうようなのは一級品です!

言うてもワタシの読書量なんてピンから比べればたいしたことないのは承知の上ですが。


本は数ももちろんのこと、


いかに自分の人生を変える力のある作品に出逢えるか、
ということのほうがワタシにとってはとても大事なんです。


人との出逢いと似てますね。

薄っぺらい関係の知人がたくさんいるよりは
心から話し合えるような友人が1人いるだけでも充分なんです。
まぁ、いっぱいいることに越したことないですがw


非常に人生について考えさせられました。
というより、「国のトップに立つ」とはどういうことなのか、
ということを考えさせられる作品です、

それを誰にでも分かりやすくワクワク・ドキドキの展開で
読者を引き込むストーリーテリングに脱帽せざるをえません。


物語の内容は単純に言うと

「中世イギリスの王子と乞食の少年が何の因果か姿カタチが
似ていたために身分が逆転してしまい、王子は乞食の境遇を、
乞食の少年は王子の身分を味わい、そして2人がそれぞれ
何を考え、行動していくか」

と、いうことを第三者(作者)の語りで展開されていきます。

本当の王子が汚い衣装に身を包んだだけで、どんなに自分が高貴な
身分だと主張しても誰にも相手にされずに信じてもらえない姿が
もどかしく、

一方で貧乏な少年が立派な衣装を着たことで、臣下達に王子と間違われ、
なれない王宮の生活に縛り付けられ自由を願うという構図。


そして王子の父(ヘンリー8世)が崩御し、王子が国王の位につくことになり、
本物の王子(次期国王)は底辺の生活の中、国の法律に対する憤り、福祉施設の実態について
反発し、自分が国王の身になった暁にはそういった法律はすべて改正することを心に誓う。

一方で偽王子の方は初めこそ窮屈な王宮の生活に馴染めずにいたが、
次第に慣れてくるにつれ、自身が手に入れた権力を前に悦に入ってしまい
自分の偽りの身分を守るために、実の母親に対しても冷たく振舞うようになってしまう。


結局、実の国王(先王亡き後なので国王:以下国王とする)は自分の身分を証明して
権力を取り戻すことができるのか―といったハラハラなストーリーで
続きが気になって寝る間も惜しんで読みそうになって大変でしたw

国王のキャラが非常に良い!身をやつしても王者の誇りを
失わない言動が、真の王だと気付かない周囲にとっては滑稽に
見えて仕方がない。読んでるこっちも思わず吹きますw

結論はネタバレになるので書きませんが、

物語のテーマは

「国のトップたる者、一度は底辺の生活を経験し、
民にとって何が必要なのかということを身を持って知ることが
善政を築くためには必要だ」

というメッセージが伝わってきます。
子ども向けのエンターテイメントの皮を被ったとんでもない作品です。

日本の政治も変動期ですね。
日本の国のトップもこういう『王子と乞食』の国王のような
経験をすればもっとタメなる政策をしいてくれるのでは、と思ったりもします。

えらそうに言う反面、自分自身も政治にもっと興味を持って参加するくらいの
気概を持たなくては、とも思います。
がんばりたいところですねw


熱く語りすぎましたw
いや、でも魅力の10%もお伝えできてないのが残念。
興味を持っていただければご一読を熱くおススメいたします♪


しかしこんなにハマッたのは
ジョルジュ・サンドの『愛の妖精』以来かもしれない・・これも名作すぎます。

や、何やかんやで自分にとっての「運命の本」はいっぱいあるみたいです。
HPのプロフィールに「私的運命の本リスト」を作りたいくらいです。
追々やっていこうと思います↑


でわ、長々とここまで読んでいただきありがとうございました☆


以下はデジカメが壊れたため携帯での粗末な画像ですがw
四天王寺で行われた地域密着のイベント「七夕のゆうべ」の様子。
去年の10倍くらいの人が訪れたそうです。
こういうイベントもっとあればいいのになー。
とにかくめちゃめちゃロマンチックで良かったです☆

2009.7.4
777.jpg 
七夕のゆうべ@四天王寺
普段では有り得ない人の数。
77.jpg
天の川イルミネーションが期待以上に良かった!
7.jpg
両サイドの笹にはたくさんの願い事短冊。
715faf26.jpg
スポーツチャンバラ。
思わず「剣道しないか」と
勧誘しそうになったw

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