先週辺りから、あれだけ完全母乳にこだわっていた私も、あまりの夜泣きの頻度(1時間ごとに泣いて起こされる)に参ってしまい、ついにフォローアップミルク(フォロミと略すらしい)に手を出しました。
フォローアップミルクとは、母乳の代替品としてのミルクとは違い、離乳食を食べるようになった頃から栄養補助を目的として赤ちゃんに飲ませるものだそう。
ミルク=主食
フォロミ=栄養補助食品
という位置づけ。
こういう製品があることも産んでからしばらくたって知りました。
まったく、育児というものはすべからく習うより慣れろの世界です。
息子は現在0才11ヶ月で、離乳食も三食モリモリ食べるようになってきました。
(食べなかったり、食べたりとムラっ気のある時期が過ぎてホッとしております。)
そういう、ある程度離乳の進んでいる赤ちゃんではあっても、不足する栄養素がなくもないので、それを補うのがフォローアップミルク。
フォローアップミルクを与えるかどうかっていうのは、人によってもお医者さんにとっても見解が分かれるところではあります。
私の場合は、栄養を補うという目的もそうなんですが、それよりも、夜寝る前にちょっとでもお腹を膨らませて寝ていただきたいの一心で与えはじめました。
と、いうのも生後10ヶ月頃から、明らかに母乳の量が需要に追っついていなくて、頻繁にお腹が空いたと泣くことが多くなったからです。
そりゃそうです。
体重も生まれた時の3倍になり、身長も23cm伸びました。そんなサイズアップした彼は、胃袋も比例して大きくなっているはずなので、それを満たすだけの母乳量を私が供給できなくなっているんでしょう。
いざ、フォロミをあげる段になると、あれだけミルクを嫌がって受け付けなかった息子も美味しそうにゴクゴク飲んでいてすごく驚きました。
母乳代替ミルクとフォロミでは、味が全然違うみたいで、実際フォロミの方なら大人が嗜好品として飲んでも美味しい味がします。
(試しに飲んでみたら、ミルキーを薄めたような味で普通に美味しかったです。)
そんなこんなで、お風呂から上がったら景気付けに100ml与えるとゴクゴク一気飲み→その後に母乳という流れで寝かしつけまで持っていきます。
それでも相変わらず、夜は必ず起きてきますが、それでも以前よりは起きる回数が減ったように感じます。
それよりも、フォロミを与えはじめて感じた劇的な変化と言えば、日中はほどんど母乳を欲しがらなくなったことです。
今日なんて、朝起きてから1度と、夜寝る前のみです。
今までは起きている間は2時間に1度必ず母乳を欲しがっていたのに、まるで興味がなくなったかのような、この手のひら返し。
寂しいを通り越して呆気にとられるほどです。
着実に、彼は幼児への階段を登っているようです。
このまま行くと春の卒業式シーズンには、うちの息子も卒乳と相成るかもしれません。
(そうなったら卒乳式でもしようかな)
今日の育児絵日記
顔面の上を泣きながら登り下りされても、人間、案外起きないもんです。
[2回]
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