CMで何度も目にしたAmazonプライム限定番組「バチェラー・ジャパン」。
元よりAmazonプライマーな私は、流し見できそうだなと気軽な気持ちで視聴。
なかなか興味深かったです。
番組の設定が、バチェラー(独身イケメンセレブ)1人を、25人の選ばれし美女たちが奪い合うというもの。
ハーレムに憧れる世の男性にとっては、ヨダレものの企画ではないでしょうか。
しかし、
私も曲がりなりにも数十年女として生きてきたので、筋書きを読んだだけで、
これ、めっちゃドロドロするやつやん...ッ!
と、予想。
案の定、
駆け引き、抜け駆け、嫉妬、なんやかんやで、1人の超優秀な遺伝子を持つ男性目がけて女の生存競争が繰り広げられるわけです。
そのドロドロも、見ていて面白い部分もあるけど、個人的に残念なのは、女性陣の中に応援したくなるような人がいないこと。
どの人もバチェラーに、少しでも爪痕を残そうと必死な様子が、どうも、見ていて気持ちがいいものではないのです。。(あくまで個人の意見です)
もちろん、世の中ではこういった魅力的な男性を奪い合う駆け引きみたいなものは、水面下で必ず存在するとは思います。
けれど、それを改めて眼前に突きつけられると、良くも悪くも中々のインパクトです。
そんな、ドロドロのしんどさを少し和らげてくれるのが、バチェラーの久保氏の存在。
「完全無敵」が服を着て歩いているような人物です。
学歴、キャリア、資産、顔面偏差値、すべてにおいて文句の付けようがありません。
6話目まで視聴して抱いた彼への印象は、話しぶりに驕った所がなく、とても爽やかな好青年。
一文で表すなら、
「謙虚で、気の遣える、物腰の柔らかな伊勢谷友介風イケメン。」
イケメンにありがちな「オレ、イケてる感」を、前面に出さず、自分の考えを女性に押しつける素振りを見せない辺り、とても心得てらっしゃる。
このように、登場人物の中で唯一好感が持てる久保氏なわけですが、
彼の本質については、まだ明らかにされていないのです。
今後、彼の生い立ちや、過去の恋愛話、企業した理由や苦労話、将来の展望なんかが明かされていけば、〈物語〉として、もっと深みが出て、面白くなるのではないかなーと、偉そうにも思ったり。
そして、彼が本当に文句の付けようのない人物かどうかのジャッジですが、最終回で意中の女性を選ぶまでは、保留にしたいと思います。
恋人や伴侶は、自らの映し鏡とはよく言いますが、どんな人を選ぶかで、その人の本質が分かると、私は思っています。
そういう意味でこの「バチェラー・ジャパン」の結末を、なんだかんだ言いながら楽しみにしています。
今日の育児絵日記。
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