LOVE描き帳 神戸ビエンナーレ
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智多 とも
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水中の飛沫や泡を表現された作品。
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ライトでキラキラしてキレイ。


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素材はペットボトルというから驚き。





神戸開催の芸術祭「神戸ビエンナーレ」行ってきました。

今回は出るのが遅かったので大きく分けて3会場ある内の1つ、神戸ハーバーランドのファミリオ会場に。

ビルの中にコンテナに模した部屋があり、その中にアート作品を展示するスタイル。



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斬新な生花から、体験型アートなど、「アート」って言葉の包容力ははんぱないな、と。


正直、まっとうに芸術教育とか受けたわけではない自分から見れば、「これってどうなの?w」という素朴な感想を漏らしてしまう作品もあるけど、大体は作品解説を読めば作者の意図するものを感じれて、文字通りアートに浸れる空間でした。

まず、この会場の良いところは、コンテナ式で作品ごとが区切られてるから、入口に立つとテーマパークのアトラクションに入るときみたいなワクワク感!

さぁ、次はどんな表現で驚きと感動を与えてくれるのか、っていうそういうワクワク感が、ふつーの美術館では味わえないのですごく新鮮。

中には体を使ってアートを体験する展示方法もあって、ちっちゃいお子様連れでも楽しめるし、アートに対する敷居を低くしてくれているのがいいな。

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床にセンサーがあって動きに応じて映像が変化するのが楽しい。


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お魚を踏んづけると逃げる。Sとしてはたまらない仕様。

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天井から釣り下がってる木の箱は動かせたりできる可動式。


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映像型アトラクション。


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絵画の映像と、カメラに写った自分の映像がリンクしてファンタジーな面白さ。
おすすめです。
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チマ・チョゴリ型スクリーンに映像を写しだす韓国のアーティスト作品。
深いメッセージ性が見どころなので椅子に腰を据えてじっくりの鑑賞をおすすめ。

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展示スペースを撮影していいなんて一般の美術館じゃありえないのでうれしい。


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アーティストの実演。
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ハロウィンなので仮装した方が歩いてたよ。







今回いろんな作品を観て、「表現」ってのは、誰もやったことのない方法や道具を使って、新しい切り口をカタチにすることなのかなぁと、薄雲をつかむような曖昧な解釈に落ち着きました。

様々なアート作品に触発されて、新しい切り口、独自の視点で世界を見る力を自分の中にも育てていきたいと切実に思ったわけです。

とにかくここ最近の目標というか実践していることは、「モノ」の形や仕組みをよく観察すること。
例えば人物を描くにしても、服のシワや関節の動きとか、日頃町で見かける人をよく観察して目に焼き付けておくことを習慣化させてます。

その習慣がいつの日か花開くといいな・・w










あと、
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↑これは美術ってよくわからん、と思う方におすすめの本。
「美しいってなんだろう?」著・森村泰昌


やさいい文章と的確な視点で美術の鑑賞がもっと楽しくなることうけあい。


著者の森村さんは、自身が絵画の登場人物や、有名人などになりきったポートレイト作品を製作していることで有名な美術家。

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「美術史の娘(王女B)」1990年 森村泰昌

確かはじめて生の作品観たのは滋賀近代美術館だったかな。すっごく面白くて圧倒された。
彼がなぜこの表現方法を選んだのかも知れて読んでよかったと思える本でした。
また、生で作品観てみたいな。





神戸ビエンナーレは1枚のチケットで二日分利用できるので、また近いうちに行ってこようと思います。

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